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豊前の情熱詩人、島田芳文

豊前市

2009年03月05日

735 ポイント

ヒサノスケ








「丘を越えて行こうよ 真澄の空は朗らかに晴れて・・・」これは昭和の時代によく耳にした、あの懐かしいメロディです。
藤山一郎の軽快な歌声は、明るく希望にあふれ、思わず口ずさみたくなるロマンティックな青春の歌でした。
名曲「丘をこえて」は島田芳文:作詞、古賀政男:作曲の、流行歌としては当時を代表するヒットソングでした。

島田芳文は豊前市黒土に生まれ、旧制中津中学校を経て早稲田大学に学び、詩人として活躍しました。
京築地方においては、校歌などの作詞を手がけています。
故郷の生家では、次男の島田千秋氏が後を守っており、大地主当時の堂々とした門構えと、落ち着いた家屋が今もそのまま残っており、歴史の重みを感じさせます。
五百坪はあろうかと思われる広い庭の植え込みの中に、「丘を越えて」の詩文を刻んだ歌碑がひっそりとたたずんでいます。

この詞は、軽井沢の風景を描いたと言われていますが、郷土豊前によく似合っています。
誰でも、目をつぶってこの詩文に思いを寄せるとき、豊前地方の緑に広がる麦畑と、なだらかな丘と、遠くにかすむ青い犬ヶ岳の山並みが瞼に浮かんでくると思います。

撮影日:2009.3.2
所在地:豊前市黒土963 (豊前黒土郵便局が目印です)

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